計算研究会という大層な名前を聞くと、どうしても敷居が高いサークルに思えてしまいます。しかし現実にはコミュニティとしてのとってもゆる~い集まりです。

そこで、計算研究会の活動と雰囲気を正しく知ってもらうためにこのページを作りました。

是非サークルに興味がある方は読んでいただければと思います。

1. なんで「計算研究会」?

この名前ゆえによく次のような勘違いをされます。

「計算研究会ってそろばんか何かをしてるサークルでしょ?」

違います。暗算を習得するそろばんサークルではありません

“計算”というのはコンピュータを意味する「計算機」や数学理論の「計算理論」などから来ています。例えば三重大学の電気電子工学におけるコンピュータに関する研究室は「計算機工学研究室」です。決して速く暗算をする場所ではありません。

そもそも、計算研究会の源流はパソコン/プログラミング/数学好きの人の集まりとしての「コミュニティ」でした。

そして、「数学」「Linux(パソコン関連)」「競技プログラミング」など、それぞれの趣味をまとめて説明する単語は何かと考えた時に「計算研究会」という名前が誕生したのです。(計算理論など、理論面で計算という言葉は数学的な側面を持っています)

今でも同じような趣味を持つ人々のコミュニティという側面が強いです。

2. 活動内容は?

先程も話したように、基本的には同じ趣味の人が集まったコミュニティなので普段は作業会という形で活動しています。

作業会とは言いますが、これは活動に参加したい人だけが同じ部屋に来て、雑談したり、開発したり、議論したり、ゲームしたり、ボードゲームしたりします。

何をしても良いですし、みんなでまとまってやる必要も無いです。

お祭りのような特別なイベントとして、あまり顔を出さない計算研究会のメンツも集まるものが3つあります。

  • ICPC(大学対抗国際プログラミングコンテスト) 競技プログラミングという分野で、3人1組のチームを組んで参加します。 一大学から複数チームが参加出来るので、普段は来ない人々も集まってワイワイと出場しています。(当然参加は自由です)

  • 学祭コンテンツ制作 毎年私達は学祭にコンテンツを出していて、2019年度はVRゲームを制作しました。Unityを用いて1から作っていきましたが、とても楽しかったですし、とても楽しんでいただけました。(最後はデスマーチと化しましたが……)(これも参加は自由ですし、自分で勝手に作って来て展示しても良いです、それはプロですが)

  • 式年遷宮 これは多くの人が集まるわけではありませんが、今見ているこの計算研究会のホームページを始めとするサービスについて、計算研究会で保有するサーバーを構築し直します。伊勢神宮で20年に一度行われる社などの建て替えになぞらえてこの名前がついています。

3. 活動の強制の具合と、費用は?

集まっている人が数学/情報好きのオタクということもあって、当然朝は弱いですし、みんな強制されたくありません。

なので、ほぼ活動を強制することはありませんし、会費なども今の所ありません。というのも、サーバーの維持に月々1500円くらいかかるのですが、たまに投げ銭をするだけでまかなえているので、強制はしていません。もし余裕があったら投げ銭のときに数百円くらい投げてくれれば嬉しいです。

4. このサークルに入ると何が嬉しいかというと

「先輩や同期が頭良い!」ってなったり、同じ趣味の人と話が合うので楽しいですよ!

また、意識が高い(褒め言葉)人たちとお話が出来ます。(さてここで自分を顧みましょう……)

あと先輩には頭の良い人などが多いので、1を質問すると100を答えてもらえます。

1年生「flowさんー!自然数構成してくださいー!」 3年生「まずですね~」 1年生「ヾ(´∀`)ノキャッキャ」 みたいなことが出来ます。(だいぶ誇張しました)

誰かが何か質問すると、数時間そこから生える疑問や教えたいことのお話が続くのでとても楽しい時間を過ごせます。(頭は疲れますが)

また、本当にどうでもいいことについてどうでも良い議論をしたりします。最近では「エモい」を超真面目に考察していました。

多くの人がコンピュータ関連の幅広い知識や高い知的好奇心を持っているので、1年生からここに来ていれば、より多くの「専門」的なことを知ることが出来ます。(私がそうでした)

それに、このサークルでは来る必要もありません。というか毎回作業会に来る人は会員の3割もいない気がします。 しかしそこは情報系サークルです。みんなTwitterでつながっていて、ICPCなどのイベントで顔を合わせたりします。(いつ来ても良いですよ~)

また、それぞれの分野でそれぞれが好きなことをしているので、そのお話を聞くだけで知らなかった世界に触れることができます。例えば、このサークルに入るまで競技プログラミングという世界を知りませんでしたが、初めて見ると楽しいものでした。(まだまだ初心者ですが)

それと、学部1年から院生まで幅広くいるので、いろんな機会で研究室にお邪魔したり出来ます。実はわたしは電気電子工学ですが、情報工学の研究室にお邪魔することの方が数十倍多いです。

サークル内で「こんなサービス作りたいです!」っていうのを考えて、一緒にやりましょうっていう人がいれば色々な分野のことを始められます。

最近ではCTF(Capture the Flag)という情報セキュリティの分野について何人かが始めたりしています。(私も始めましたがまだまだ初心者です)

5. どうやって入ればいいの?

正直これ、わかりません。(サークル自体の存在がふわっとしているので)

正式な「加入」はサークルの名簿届けの時に名簿に記入すればOKです。

っていうか、いつでも、新入生じゃなくても来てください。さっきも言ったように趣味を共通する人のコミュニティなので。

パソコンに詳しくなくても大丈夫ですよ~、ここにいるだけで詳しくなってしまいますから……。

また、活動情報についてはTwitterを確認してください。

今のところ申し訳ないのが、作業会はあくまで作業会なので、やることを持ってきていないと手持ち無沙汰になってしまうかもしれません……。議論が熱くなり数学を教えてもらう会などになっている時は、作業なんてほっぽかしてお話をしていますが。

この「作業することない問題」については計算研でもたびたび議論があり、「みんなで何かをするプロジェクトを稼働させたいね」っていうお話が上がっています。具体的には「みんなでウェブページ作ったりしてみたいね」といった感じです。

2020/04/21 追記 また、2020/04/21現在、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ意図で、サークルの新歓活動等の中止が通達されていますので、私達から新歓活動を行うことはありません、ごめんね!

感染症を封じ込め、活発的に活動出来るようになった時にきっと勧誘をさせて頂くので、今はじっと家にこもって勉強をしましょう…!

6. 実際に作業会って何してんの?

実際にみんな何をしてのかなっていうのを紹介しておきます。

  • AtCoder(競技プログラミング) 今サークルにおいて一番の勢力を持つ分野がこれです。競技プログラミング、最初は私も名前に圧倒されてしていなかったのですが、これはやってよかったと思っています。「データ構造とアルゴリズム」という情報工学の非常に重要な1分野を体得でき、またプログラミング力がぐっと上がります。強い先輩も多いので、指南を受けられます。

  • Unity(学祭) 学祭になるとだいたいゲーム開発プロジェクトが立ち上がります。複数人でのチーム開発を通じて設計などを学べたらしいです。(院生1年の先輩が設計・開発を主導しました)

  • 数学 定期的にお話しています。数学基礎論に興味がある先輩がいたりしています。

  • CTF (Capture The Flag) 情報セキュリティに関する分野で、どこかに隠されたflag文字列をあの手この手を使って探します。 リアル謎解きゲームや高度ななぞなぞをしている感じです。初心者しかいませんが「たのし~」って言って最近やったりしています。

  • ボードゲームとか遊ぶやつ 具体的にはホワイトボードを使った「リアルお絵かきの森」とか、「ハイパーロボット」とか色々やったりしています。実質計算研ボードゲーム支部かもしれません。(後述) リアルお絵かきの森では、絶対サークル外の友達には伝わらないだろうお題がバンバン飛んできました。難題「乱数調整」は解き切るのに20分くらいかかりました。

  • Linuxで遊ぶ人 Arch Linuxを推す人々がいます。(これは最も基本的で、自分で構成しないといけないLinuxの一つです。) 正直このLinuxを入れて遊んでる人々を楽しそうだなあと尊敬していますが、苦手な分野なので変態(褒め言葉)だなあと思ってみています。

  • 化学 たまにやっています。人が多くはありませんが、詳しい人がいて議論していることがあります。

おまけ、支部って何

計算研究会はコミュニティなのですが、このなかで更に小さい特定の趣味を持つ人の集まりを支部ってよんだりしています。(特に意味はありません) 活動の一部としてご紹介しておきます。

  • 計算研発声支部 むちゃくちゃカラオケがうまい人達がカラオケに行くことです。より高い得点を取るためにたまにカラオケに遊びに行ってるみたいです。(実は私はこの人達のカラオケを聞いたことが無いので聞いてみたいです)

  • 計算研プリパラ支部 オタクサークル計算研にはプリパラというアニメが好きな人が一定数います。この人達がプリパラについて話しているときは実質この支部です。別に特段な活動はしていませんが、なぜかプリパラ支部と呼ばれています。(ある意味研究室で院生の人々がプリパラを見ているのをこう呼んでいるかもしれません)

  • 計算研三頭勉強会支部 「専門書を読むのは辛い、そうだ、人に読ませて教わればいいんだ!」っていう発想のもと、3分野について3人がそれぞれ勉強してきて教え合いましょうという勉強会をやってみました。 「統計用プログラミング言語 R」「群論入門」「有限オートマトン(計算理論)」について完全初心者の3人が勉強してきて、毎週上辺だけですが紹介していました。 来年度もやっていくかは未定ですが、勉強会はしたいなと思っています。

7. どんなひとがやってるのか(2020年度)

計算研究会は往々にして外から見えにくい場所で活動しており、内情が見通しづらいサークルなので、ここでは計算研究会のコミュニティを一部紹介します。

  • 計算研究会公式@calc_mie まずは公式のTwitterです。サークルの情報発信をしています。

  • ふくぶちょー@__DielsAlder__ 2019年度会長、「ふくぶちょー」さんです。 化学徒ですが、数学や競技プログラミングなどを主にされています。

  • さからっしゅ@sakaiine この記事を書いた人です。電気電子工学生ですが、情報と法律に興味がある人です。 関数型言語をかじったり、マイクラのサーバーを建てたり、少しだけ競技プログラミングをしたりしています。気軽に絡んで貰えれば…!

8. どこで活動してるのか

Discord:

  • 2019年学祭のVRゲーム開発のために作成したDiscordサーバーが主な活動場所となっています。

Slack

  • Slackも利用しています。情報工学科のSlackを間借りしているものと、独自で作ったものがあります。近いうちに整理しそうです。というかしたいです。

最後に

今回は「敷居が高い」と敬遠されやすく、誤解の生みやすい計算研究会の活動を紹介しました!

私達の活動に、少しでも興味や関心を持っていただければ幸いです。

勧誘についてですが、新型コロナウイルスが収束し、活動が出来るようになれば私達”らしい”勧誘イベントをするかもしれません。しないかもしれません。(怠惰ですごめんなさい)

活動については計算研究会のツイッターで紹介しますので、是非ご確認ください~。

新型コロナウイルスが怖い所ですが、幸い私達の分野は家である程度勉強が出来そうです、一緒に「#STAY HOME」で精進をしていきましょう!